眩しいひかり




そう遊喜が言うと、今度は少し嬉しそうに遊喜の方に歩む。



ぽんぽんと遊喜が隣をたたき、隣に座れと言っている。




聖「これも飲みますか?」



「………飲みたい…」



聖はいちごみるくを持っている。ああ見えて、聖は甘党だ。



彼女も好きだったのか、いちごみるくにしか視線がいっていない。


聖は王子のような笑みで彼女にいちごみるくを渡す。



女もその笑みで警戒心が溶けたようだった。





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