秘密の約束。
「あなたがいてくれて…よかったと…
今でも…昨日のように、9歳の睦月が見える…」
でも俺は最低な息子だった。言うことも聞かずに
やりたいことをやって
心配かけさせて
最悪な息子だったよ…。
こんな時でもお母さんはお母さんで
言いたいことを分かっている。
「あなたはあたしにとって最高の息子だったわ…
だから…もうすこし長生きしてたかった…」
俺の頬を撫でて
最後の力を出して微笑んだ。
その時
ピー…
心拍数が0を指した。
それが死を意味していることなんて
知っていたけど。
「お母さん…?お母さん嘘でしょ?
ねえ?もう一回睦月って呼んでよ…
もう一回笑ってみせてよ。ねえ?
お母さん!!!!!!」
涙が溢れて止まらない。視界はぼやけて分からない。どんなにどんなに泣いたってお母さんはかえってこない。
今でも…昨日のように、9歳の睦月が見える…」
でも俺は最低な息子だった。言うことも聞かずに
やりたいことをやって
心配かけさせて
最悪な息子だったよ…。
こんな時でもお母さんはお母さんで
言いたいことを分かっている。
「あなたはあたしにとって最高の息子だったわ…
だから…もうすこし長生きしてたかった…」
俺の頬を撫でて
最後の力を出して微笑んだ。
その時
ピー…
心拍数が0を指した。
それが死を意味していることなんて
知っていたけど。
「お母さん…?お母さん嘘でしょ?
ねえ?もう一回睦月って呼んでよ…
もう一回笑ってみせてよ。ねえ?
お母さん!!!!!!」
涙が溢れて止まらない。視界はぼやけて分からない。どんなにどんなに泣いたってお母さんはかえってこない。