秘密の約束。
かといってメイドを雇ったりはしないんだけど。


「あたしの家すごく狭いよ?それでもいいの?おばちゃんだって子供いるでしょう。名前なんだっけ…
ずっと前にしか会わなかったから忘れたけど。」


おばちゃんは「何も問題はないわ」みたいな顔でうなずいた。

この人は神様か仏様?あるいはキリスト様かと思った。

だって赤の他人にここまで出来る?

あたしがおばちゃんならできない。


「すこし部屋がせまくなるけど我慢してね☆」

とおばちゃんはウィンクしてみせた。

ありがとう

恵まれてるなあ。

あたしって。

スキップしたいぐらい。
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