おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜

付き合いたての甘い甘い時間と幸福感は何にも代えられない。
恋愛中はなにか特殊な幸せホルモンが分泌されるらしく、それはチョコレートなどスイーツ、甘い物を食べても分泌されると聞いた事がある。

わたしはチョコレートが大好きすぎて、ないと生きていけないくらい。それと同じくらい恋愛をしている時間が大好きなのは、その幸せホルモンを常に感じていたい、感じていないと生きているのが退屈すぎて死んでしまう。
とまで思うほど…
つまりは恋愛体質が過ぎるということ。




どストライクの王子様と付き合えて、甘い時間はあっという間に流れていく。

仕事が同じ日はキッチンでずっと話をする。
潤くんはわたしをジッと見つめる事が多々あって、それに照れて顔を隠すと…


「そういうの、めっちゃいいね」


と、遠回しな表現で伝えてくる。
その奥手な言い回しにキュンとしたり。


仕事が終わって、潤くんに手を振って家に帰ると当たり前のようにメールがきている幸せ。
そこにあった内容にまた幸せホルモンが分泌されていく。