おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜
4年も付き合っているのに、付き合い当初から全くかわらない優しさとマメさ。
こんなにすばらしい男は稀だと周りからの評価もよくて…
結婚相手にはぴったり。
そんな彼。
でもちょっと物足りないな…なんて感じるのは恋愛体質なわたしの悪いクセ。
「初日どうだった?」
優しく聞いてくる彼は、もうすぐ大学を卒業する。
就職も決まりすぐそこにせまった国家試験の勉強に集中していた。
「びっくりするくらい楽だったんだけど!
こんなにゆるいの?って感じで働いた感ゼロ」
「今までがハードだったもんねー!
おつかれさま。でも初日だし、気は使ったでしょ?」
優しい問いかけがわたしをプライベートモードに戻していく。
同時に水島くんの姿が少しチラついたりする事は、もちろん彼に言えるはずない。
夜の国道はスムーズでクリスマスが近づく街はキラキラとイルミネーションが輝いている。
彼との電話を終えたわたしはイヤホンマイクを外して、車内に流れる音楽のボリュームをあげた。
胸がザワザワ、ソワソワ…
そんな1日になってしまった。
それは初出勤の緊張とかではなくて…
そんな胸の騒めきがわたしをポッと熱くさせる。
こんなにすばらしい男は稀だと周りからの評価もよくて…
結婚相手にはぴったり。
そんな彼。
でもちょっと物足りないな…なんて感じるのは恋愛体質なわたしの悪いクセ。
「初日どうだった?」
優しく聞いてくる彼は、もうすぐ大学を卒業する。
就職も決まりすぐそこにせまった国家試験の勉強に集中していた。
「びっくりするくらい楽だったんだけど!
こんなにゆるいの?って感じで働いた感ゼロ」
「今までがハードだったもんねー!
おつかれさま。でも初日だし、気は使ったでしょ?」
優しい問いかけがわたしをプライベートモードに戻していく。
同時に水島くんの姿が少しチラついたりする事は、もちろん彼に言えるはずない。
夜の国道はスムーズでクリスマスが近づく街はキラキラとイルミネーションが輝いている。
彼との電話を終えたわたしはイヤホンマイクを外して、車内に流れる音楽のボリュームをあげた。
胸がザワザワ、ソワソワ…
そんな1日になってしまった。
それは初出勤の緊張とかではなくて…
そんな胸の騒めきがわたしをポッと熱くさせる。