おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜
やっぱり何だかんだ言っても、カッコイイ王子様の彼女でいられることは幸せでしかない。
デート中も仕事中もつい見つめてしまうその横顔。
余計なことは考えずに、わたしのまま、潤くんと付き合っていく決意が出来たのはゆうじのおかげでもある。
付き合いはまだ浅いけど、少しずつお互いのペースに慣れてきたそんなある日。
それは仕事中だった。
潤くんが真剣なトーンで
「やまうらさんとペアで仕事ってどんな感じ?
掃除とか行ってくれる?」
と、不思議な質問をしてきた。
ちなみに潤くんとわたしのペアの時は、順番でブースの掃除に行って掃除に行かない方が洗い物と来客があれば対応をする。
やまやまとは…
「うん。掃除はほとんどやまうらさんが行ってくれるよ。」
やまやまとのペアの時はわたしが受付をやって、掃除や食器洗いはほぼやまやまがやってくれている。
そう考えると、やまやまとペアの時は仕事が楽だな…と潤くんに質問された今、気がついた。
「え…待って、ウソでしょ…」
と、なんだかショックそうな潤くん。
わたしは不思議に思って
「なんで?」と聞いていた。
「いや…なら食器洗いは?」
「食器洗いは…わたしやった事ないかも…あったとしても数えるくらいかなぁ。」
潤くんはキッチンのシンクに手をついて、崩れるような仕草を見せながら
「まじか……」と言葉を無くした。
「えっ、なんで?どうしたの?」
ガクンと肩を落としながら潤くんは力強い声で言う。
「オレとのとき、まじで何にもしないよ。掃除も一回も行かないし、食器なんて洗ってるとこ見た事ない!ここの差はなに?!笑」
と、自分とわたしを交互に差した。
「いや、ちがっ…違わないけど…」
言葉が出てこなくて、フォローの仕様がない。
「だから、あことの日は仕事がめっちゃ楽だな…って。うわぁ…なんでだ?ショックだわぁ…」
完全にヘコんでる潤くんを見つめながら、ある場面のある言葉が蘇った。
働き出してすぐのころの潤くんの言葉…
”昨日やまうらさんと仕事大丈夫だった?″
あれは、そういう意味の大丈夫?だったのかと今さら納得した。
そしてもう1つ…
デート中も仕事中もつい見つめてしまうその横顔。
余計なことは考えずに、わたしのまま、潤くんと付き合っていく決意が出来たのはゆうじのおかげでもある。
付き合いはまだ浅いけど、少しずつお互いのペースに慣れてきたそんなある日。
それは仕事中だった。
潤くんが真剣なトーンで
「やまうらさんとペアで仕事ってどんな感じ?
掃除とか行ってくれる?」
と、不思議な質問をしてきた。
ちなみに潤くんとわたしのペアの時は、順番でブースの掃除に行って掃除に行かない方が洗い物と来客があれば対応をする。
やまやまとは…
「うん。掃除はほとんどやまうらさんが行ってくれるよ。」
やまやまとのペアの時はわたしが受付をやって、掃除や食器洗いはほぼやまやまがやってくれている。
そう考えると、やまやまとペアの時は仕事が楽だな…と潤くんに質問された今、気がついた。
「え…待って、ウソでしょ…」
と、なんだかショックそうな潤くん。
わたしは不思議に思って
「なんで?」と聞いていた。
「いや…なら食器洗いは?」
「食器洗いは…わたしやった事ないかも…あったとしても数えるくらいかなぁ。」
潤くんはキッチンのシンクに手をついて、崩れるような仕草を見せながら
「まじか……」と言葉を無くした。
「えっ、なんで?どうしたの?」
ガクンと肩を落としながら潤くんは力強い声で言う。
「オレとのとき、まじで何にもしないよ。掃除も一回も行かないし、食器なんて洗ってるとこ見た事ない!ここの差はなに?!笑」
と、自分とわたしを交互に差した。
「いや、ちがっ…違わないけど…」
言葉が出てこなくて、フォローの仕様がない。
「だから、あことの日は仕事がめっちゃ楽だな…って。うわぁ…なんでだ?ショックだわぁ…」
完全にヘコんでる潤くんを見つめながら、ある場面のある言葉が蘇った。
働き出してすぐのころの潤くんの言葉…
”昨日やまうらさんと仕事大丈夫だった?″
あれは、そういう意味の大丈夫?だったのかと今さら納得した。
そしてもう1つ…