おもかげlover...〜最上級に最低な恋〜
「あの…これよかったら…
素敵な方だなと、思ってます。
よければ連絡下さい。」
お客さんが退店する会計時に、携帯番号の書いたメモを渡される。
働き出してまだ2ヶ月経たないのにこんな事がもう4人目。
携帯会社時代にもあったからそんなに驚きはしなかったけど、ペースの速さに少し圧倒された。
″ありがとうございます″と笑顔でメモを受け取り、退店の見送りを済ませると、すぐキッチンにあるシュレッター前へ行く。
いつももらってすぐ、流れの様にシュレッターにかけているけど、この日は次のお客さんが来てしまったのでメモをそのまま冷蔵庫の上に放置した。
お客さんの受付を済ますと、タイミング悪く休憩を終えたやまやまがキッチンへ入りメモを発見した。
「はっ?!お前、またもらったの?」
わたしは慌ててメモを奪ってシュレッターにかけた。
「またもらった…」
「まじかよ!?なんなのお前!?」
本気で驚くやまやまに、わたしはシュレッターを手動で動かしながら首を傾げてみせた。
これだけのペースでくると、わたし自身もびっくりだ。
「なんで?イタ子ちゃん本当にモテるよな!なんでかわからないけど!笑
だって前に昼間入ってた女の子達だって、そんな事なかったよ。すげーな……」
言葉を失っていくやまやまに、わたしはとびきりの笑顔で言った。
「だぁーかぁーらぁー。
わたしモテるって言ったでしょ!」
なんて言ってはみたけど、
こういうシチュエーションではさすがのわたしも、この人いいかも!連絡しちゃお!とはならない。
素敵な方だなと、思ってます。
よければ連絡下さい。」
お客さんが退店する会計時に、携帯番号の書いたメモを渡される。
働き出してまだ2ヶ月経たないのにこんな事がもう4人目。
携帯会社時代にもあったからそんなに驚きはしなかったけど、ペースの速さに少し圧倒された。
″ありがとうございます″と笑顔でメモを受け取り、退店の見送りを済ませると、すぐキッチンにあるシュレッター前へ行く。
いつももらってすぐ、流れの様にシュレッターにかけているけど、この日は次のお客さんが来てしまったのでメモをそのまま冷蔵庫の上に放置した。
お客さんの受付を済ますと、タイミング悪く休憩を終えたやまやまがキッチンへ入りメモを発見した。
「はっ?!お前、またもらったの?」
わたしは慌ててメモを奪ってシュレッターにかけた。
「またもらった…」
「まじかよ!?なんなのお前!?」
本気で驚くやまやまに、わたしはシュレッターを手動で動かしながら首を傾げてみせた。
これだけのペースでくると、わたし自身もびっくりだ。
「なんで?イタ子ちゃん本当にモテるよな!なんでかわからないけど!笑
だって前に昼間入ってた女の子達だって、そんな事なかったよ。すげーな……」
言葉を失っていくやまやまに、わたしはとびきりの笑顔で言った。
「だぁーかぁーらぁー。
わたしモテるって言ったでしょ!」
なんて言ってはみたけど、
こういうシチュエーションではさすがのわたしも、この人いいかも!連絡しちゃお!とはならない。