溺愛銃弾 ~フルメタル・ジャケット~
「どこか痛い?気分が悪いとかは?」
訊ねられて首を横に。どこも違和感は感じない、苦しくも。
「過呼吸みたいなものだろうって玉置が言うから、医者には見せてないんだよ。身体も冷えきってたし、とにかく温めて安心させてやれば大丈夫かと思って」
・・・それで裸。
「お前に何かあったら沢崎に詫びのしようもないし、俺にどうやってお前無しで生きていけって言うの」
顔が近づいて唇に熱い吐息を感じ。何度か啄まれてから舌先が柔らかく入り込む。角度を変えては絡みつくようなキスも、ずっと待ってた気がする。
離れた彼が妖しく目を細めた。
「色々と積もる話もあるけどね、限界だから先に食べるよ?一番好きなものをお預け喰らうってことがどういうことなのか、樹にはちゃんと教えておかないとねぇ」
頭の上で両手首を縫い止められ、敏感に慣らされたところから食まれて。思考回路があっけなく麻痺してく。
次第に陶史郎さんでいっぱいになってく自分がすごく満たされてって。もっとして、って。うわ言みたいに口から漏れ出るのを止められない。
玉置さんが渋々、様子を窺いに来るほど時間を忘れて。何だかずっと温かい海みたいなナカで溺れてたけど。今度は少しも苦しくなんか、・・・なかった。
訊ねられて首を横に。どこも違和感は感じない、苦しくも。
「過呼吸みたいなものだろうって玉置が言うから、医者には見せてないんだよ。身体も冷えきってたし、とにかく温めて安心させてやれば大丈夫かと思って」
・・・それで裸。
「お前に何かあったら沢崎に詫びのしようもないし、俺にどうやってお前無しで生きていけって言うの」
顔が近づいて唇に熱い吐息を感じ。何度か啄まれてから舌先が柔らかく入り込む。角度を変えては絡みつくようなキスも、ずっと待ってた気がする。
離れた彼が妖しく目を細めた。
「色々と積もる話もあるけどね、限界だから先に食べるよ?一番好きなものをお預け喰らうってことがどういうことなのか、樹にはちゃんと教えておかないとねぇ」
頭の上で両手首を縫い止められ、敏感に慣らされたところから食まれて。思考回路があっけなく麻痺してく。
次第に陶史郎さんでいっぱいになってく自分がすごく満たされてって。もっとして、って。うわ言みたいに口から漏れ出るのを止められない。
玉置さんが渋々、様子を窺いに来るほど時間を忘れて。何だかずっと温かい海みたいなナカで溺れてたけど。今度は少しも苦しくなんか、・・・なかった。