溺愛銃弾 ~フルメタル・ジャケット~
おまけ ~2
支倉樹になって変わったこと。・・・陶史郎さんの可愛がり方。
奥さんになったし、逃げるとか離れるとかないと思うのに。前より心配性になって、さらに粘着質が増した。・・・ような。
・・・結婚て、逆に安心してもっと落ち着くものなんじゃないかって思うんだけど。
「樹、今日から運転手が変わるからね」
朝食のホットサンドをテーブルに置いてくれながら、陶史郎さんはニコニコして言った。
これで何人目だったっけ。昨日までの人のどこが気に入らなかったんだろう。疑問に思ったのは口には出さない。
「・・・うん」
「大島って言って、知り合いのところからの借り物なんだよ」
そうなんだ。・・・特に興味もない情報を聞き流して、コンビーフとキャベツ入りホットサンドのひと口目をかじった。
「そこのお嬢さんの運転手をずっとしてたらしいから、僕も安心して任せられるし」
・・・そうなんだ。ふた口目。
「なんでもお嬢さん一筋の男で、他には目もくれないって言うし樹も安心だよね?」
陶史郎さんが向かいの席に腰を下ろして、ずっとニコニコ。・・・すごい見られてる。
奥さんになったし、逃げるとか離れるとかないと思うのに。前より心配性になって、さらに粘着質が増した。・・・ような。
・・・結婚て、逆に安心してもっと落ち着くものなんじゃないかって思うんだけど。
「樹、今日から運転手が変わるからね」
朝食のホットサンドをテーブルに置いてくれながら、陶史郎さんはニコニコして言った。
これで何人目だったっけ。昨日までの人のどこが気に入らなかったんだろう。疑問に思ったのは口には出さない。
「・・・うん」
「大島って言って、知り合いのところからの借り物なんだよ」
そうなんだ。・・・特に興味もない情報を聞き流して、コンビーフとキャベツ入りホットサンドのひと口目をかじった。
「そこのお嬢さんの運転手をずっとしてたらしいから、僕も安心して任せられるし」
・・・そうなんだ。ふた口目。
「なんでもお嬢さん一筋の男で、他には目もくれないって言うし樹も安心だよね?」
陶史郎さんが向かいの席に腰を下ろして、ずっとニコニコ。・・・すごい見られてる。