溺愛銃弾 ~フルメタル・ジャケット~
おまけ ~2.5~
~玉置氏のある一日 ②~
午後11時。主からの電話。
『明日の朝、人数を集めて欲しいんだけどね』
普段より硬い声に一瞬、緊張が走る。
「どれくらい必要ですか?」
鹿島を筆頭に面子のリストを思い浮かべ、招集できる頭数を計算する。
『手当たり次第、かき集めろ。先を越されると面倒だからな』
「承知しました。場所はどこです?」
『コンビニだ』
「・・・・・・・・・強盗ですか?」
『つまらない冗談言ってるんじゃないよ。明日の朝7時に販売開始の、ディ〇ニーキャラクターの限定グッズを樹が欲しがってるから、並ばせろって言ってる』
「・・・・・・・・・・・・・・・」
『全種類、漏らさずに手に入れさせろよ?』
ツー、ツー、ツー。
*
*
*
「・・・鹿島か? 明日の朝、何人集められる?」
『! どこをヤるんですか?』
「・・・・・・・・・コンビニだ」
『・・・強盗っすか?』
【おわり】
午後11時。主からの電話。
『明日の朝、人数を集めて欲しいんだけどね』
普段より硬い声に一瞬、緊張が走る。
「どれくらい必要ですか?」
鹿島を筆頭に面子のリストを思い浮かべ、招集できる頭数を計算する。
『手当たり次第、かき集めろ。先を越されると面倒だからな』
「承知しました。場所はどこです?」
『コンビニだ』
「・・・・・・・・・強盗ですか?」
『つまらない冗談言ってるんじゃないよ。明日の朝7時に販売開始の、ディ〇ニーキャラクターの限定グッズを樹が欲しがってるから、並ばせろって言ってる』
「・・・・・・・・・・・・・・・」
『全種類、漏らさずに手に入れさせろよ?』
ツー、ツー、ツー。
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「・・・鹿島か? 明日の朝、何人集められる?」
『! どこをヤるんですか?』
「・・・・・・・・・コンビニだ」
『・・・強盗っすか?』
【おわり】