親指からの・・・

あたしたちはまた野球観戦に没頭した。






6回。

また1点入る。






そしてまた

野球部員が一箇所に集まる。






もう勝った!!


って思っていたときだった。 



相手のチームの攻撃



「「「カキ-----ンっ」」」




バットで打たれたボールは延びる



そして大会初











ホームラン





相手チームのアルプスが歓声に包まれる。



「うーわ。入ってもた。」

聡美が言った。



「けどまだ1点差やし大丈夫やって☆」


その時



「「「カキ----ンっ」」」



ホームラン





そして今大会初、延長戦にもつれ込んだ。




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