放課後Army
教室はおろか、学校にもめったに来ない隣の席の桝野くんは今日は不在だ。
それでも定期テストの日だけは必ず来るし1位なのが一番の謎だった。
「ひーより!」
突然、肩の上に手が乗せられる。
毎日、決まってこんなことをしてくるのは1人しかいない。
沙也だ。
「沙也おはよ」
長田 沙也。
彼女は明るくてハキハキとした性格でクラスの中心人物だ。
人見知りな私に話しかけてくれたのも沙也で彼女のおかげで少しずつ友達もできてクラスに馴染めるようになった。
「あのね、今日の放課後カラオケ行こーよ」
「あー。今日は委員会があるから遅れるかもだけどいい?」
「大丈夫!じゃ、あとで送っとく」
「ありがと」
本当は乗り気ではない。
でも沙也はこのクラスのリーダー。だから自分が我慢すればみんなが平和で、このクラスはいつも通りの日常を送れることを私は知っている。
それでも定期テストの日だけは必ず来るし1位なのが一番の謎だった。
「ひーより!」
突然、肩の上に手が乗せられる。
毎日、決まってこんなことをしてくるのは1人しかいない。
沙也だ。
「沙也おはよ」
長田 沙也。
彼女は明るくてハキハキとした性格でクラスの中心人物だ。
人見知りな私に話しかけてくれたのも沙也で彼女のおかげで少しずつ友達もできてクラスに馴染めるようになった。
「あのね、今日の放課後カラオケ行こーよ」
「あー。今日は委員会があるから遅れるかもだけどいい?」
「大丈夫!じゃ、あとで送っとく」
「ありがと」
本当は乗り気ではない。
でも沙也はこのクラスのリーダー。だから自分が我慢すればみんなが平和で、このクラスはいつも通りの日常を送れることを私は知っている。