アッファシナンテ
花恋「何を言ってるの?
あなたの服を買いに行くのよ。」
春川「私のですか?」
花恋「明日、その電車という
乗り物に乗るためにあなたの服を
買いに行くのよ。あなたの格好は変よ。」
春川「‥変、ですか?」
花恋「働くようになってから分かったの。
私が家で着ているような服を着た人も
春川のような服を着た人も街では
見た事がないの。きっと私達は変なのよ。」
私は同僚にメールを打ち
いつも通り、春川に会社まで
送ってもらった。