アッファシナンテ

花恋「パーティーだったのよ。」

遼「パーティーって?」

花恋「お父様の会社の
創立記念パーティーよ。」

遼「パーティーの後にまで
こんな所へ来るなんて
あんた本気でホストにハマったとか?」

花恋「あなたに話を
聞いて欲しかったの。」

遼「俺に?」

花恋「パーティーは嫌いじゃないの。
昔から何度も行ってるから
もう慣れているの。でもね
今日のような大きなパーティーは
何だかとても気疲れしてしまうのよ。
だから、あなたに幸せを
分けてもらいに来たのよ。」

彼はまた呆れた表情を浮かべた。
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