アッファシナンテ
~花恋side~
崎本さんは何だか少し
怒ったような表情を浮かべていた。
遼「あんたさ、何勘違いしてるか
知らないけどホストは
幸せを届ける仕事じゃないよ。
偽物の愛を押し売りする仕事だから。」
花恋「愛を押し売りする?」
遼「とにかくここにいる連中は
あんたが思ってるような
人間ばかりじゃないから。」
ボーイ「遼さん。
金坂様がお見えです。」
遼「あんたの話は今度聞くから。
とりあえず今日は帰って。」