アッファシナンテ

春川「いえ、決して
ボランティアではございません。
お嬢様とデートをして頂き
1ヶ月分の返済を免除する。
というのは、いかがでしょうか?
夜はお仕事がおありになると思いますので
お嬢様がお休みの土曜日か日曜日に
お会いするのはいかがでしょう?」

この人達は本当によく分からない。

初めて会った日に札束を
突き付けて俺に会うなと
言ったのは執事の方なのに。

遼「つーかさ、あんた。
俺とあのお嬢様が会う事に
反対してるんだよな?
なのに、何でそんな事言う訳?」

春川「お嬢様は崎本様に
お会いする事を楽しみに
していらっしゃいます。
しかし、お店で会うのは危険です。
崎本様以外の人間にまたお嬢様が
騙されてしまうかもしれないですから。」
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