アッファシナンテ

遼「で、あんたは何食う?」

花恋「あなたと同じもので。」

俺が券売機に金を入れると
彼女はまた目を輝かせた。

花恋「これは何かしら?」

遼「これは券売機。
ここで食券買って店員に渡すと
座った席に料理が届く。
つーか、いちいち
食いつかないでくれる?
面倒なんだけど。」

花恋「ごめんなさい。
だけど、お願いがあるの。」

遼「何?」

花恋「私が押してもいいかしら?」

遼「いいよ。そこのボタン2回押して。」
< 167 / 540 >

この作品をシェア

pagetop