アッファシナンテ

お店へとやってきたオーナーと
少し話をし、頭を下げると
春川は運転席へと乗り込んだ。

春川「お待たせ致しました。
お嬢様もお疲れでしょう。
屋敷へ戻り、ディナーの時間まで
ゆっくりとお休みください。」

花恋「ねぇ、春川。
私に料理を教えてくれないかしら?」

春川「料理ですか?」

花恋「彼は日曜日がお休みなんですって。
月曜日なら彼はゆっくりと眠ってから
デートする事が出来るのよ。
今日みたいに疲れたまま
私と会わずに済むのよ。
再来週の月曜日、彼と
ピクニックへ出掛けたいの。」
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