アッファシナンテ

春川「あなたは私に言いました。
お嬢様が大財閥の娘と知っていて
関わりを持つと。それなのに
今更、切り捨てる側の人間だなんて
つまらない事を理由にして
お嬢様から離れるなんて
それ以外の理由があるのでは?」

本当に厄介な人だ。

知っているくせに
わざわざ俺に言わせようとするなんて。

遼「あんたの言う通りだった。」

春川「そうですか。」

遼「もっと早くに離れとくべきだった。」

春川「よろしいんですか?」

遼「何が?」
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