アッファシナンテ
遼「よくよく考えてみればさ
あんたの愚痴聞いてやれるのも
あんたの意味不明な話を
聞いてやれるのも
俺しかいないんだろうなって。
あんた、世間知らずだし
会社の人間と話合わないだろ?
友達らしき人もいなさそうだし
何か...俺ってすげぇじゃんって
そう思ってさ。」
花恋「自慢話ですか?」
遼「ちげぇよ。俺は良くも悪くも
ホストだから。あんたの言うように
辛い毎日を過ごす人達の息抜き程度の
存在にはなれるから。
だから、あんたも辛い事とか
困った事とか悲しい事とかあった時
いつでもあの店に来たらいい。
俺を指名してくれれば話くらいは
聞いてやれるから。」
花恋「前に言ってた
営業電話ですのね。」