アッファシナンテ
だったら、何でもいいじゃないか。
その時が来るまで、俺は彼女との
距離を保って、縮めていこうと
今日あの執事と話していて思った。
俺に彼女の携帯番号を渡す
余裕綽々な執事に少しばかり
腹は立ったけど、そのおかげで
彼女と話す事が出来た。
それは紛れもない事実だから。
ーガチャ
オーナー「お、遼。
今日は早いんだな。」
遼「まあな。今日は
大切な客が来るから。
一応その準備。」
オーナー「大切な客って金城様か?」
遼「違う。藤堂財閥のお嬢様だよ。」