アッファシナンテ
花恋「だったら、売りませんか?」
橋爪「え?」
花恋「こんなにも可愛い
ぬいぐるみを沢山の方に
知ってもらいたいの。
絶対に売れますよ。
女子高生なんか...食いついて
くれると思います。
沢山作って売りましょう!
私もお手伝いします!」
橋爪「変わった人だね、お嬢さんは。
こんなボロボロのジジイに
話しかけてこんな汚い布切れに
平気な顔で座って...私なんざと
関わっていい事なんて何もないよ。」
花恋「私は、いい事が起きて欲しくて
あなたに話しかけた訳では
ありませんから。」
橋爪「...本当にこんなものが
売れると思うかい?
汚い布切れで作ったこんなものが
売れるはずがないよ。」