アッファシナンテ
大切な人
~花恋side~
翌日、仕事を終えた私は
急いで橋爪さん元へ向かう。
その場所につくとひと足早く
崎本さんが来ていた。
まだ夕方だと言うのに
崎本さんと橋爪さんは
お酒を飲んでいた。
遼「おう、お疲れ。」
花恋「お疲れ様です。
どうしてお酒なんて
飲んでらっしゃるんですか?」
橋爪「昨日兄ちゃんと約束したのに
寝ちまってな。どうだい?
お嬢ちゃんも景気づけに一杯。」
花恋「いえ、私は結構です。
早く準備をしないと
帰宅ラッシュを逃しますよ。」