アッファシナンテ

花恋「崎本さんもご一緒に
どうかしら?」

遼「いや、俺は...」

春川「同じ場所へ行くのです。
お乗り下さい。」

色んな事を考えるのが面倒になって
俺は花恋と共に車に乗り込む。

店に着くとドアを開け
執事は俺に向かって頭を下げた。

何を考えているのか
さっぱり分からない。

いつも通りの席でいつも通り
花恋と話をする。

今日はずっと、あの
ぬいぐるみの話ばかりだ。
そのくらい花恋は夢中になっていた。
< 307 / 540 >

この作品をシェア

pagetop