アッファシナンテ
~花恋side~
今日の崎本さんはとてもお喋りだ。
遼「これが最後の質問。
あんた、俺と初めて出掛けた日。
執事にベッド買ったよな?
何で執事にベッドなんて買ったの?」
花恋「それは、あの日にも言ったけど...
春川のベッドが硬くて
そんなベッドじゃ春川は
疲れを癒せないんじゃないかって
心配になって買っただけよ。」
遼「それってさ、前々から思ってた?」
花恋「たまたま、前日に春川の
部屋へ行って...初めて
春川のベッドに座って知っただけで
私は1度だって春川の部屋へ
入った事はなかったのよ。
前々から思ってる訳ないじゃない!
私と春川はただの主と執事なのよ。」