アッファシナンテ
~春川side~
旦那様に言われた通り
久利生ホールディングスの
ご子息に連絡を取った。
ープルルルルル
久利生「久利生ですが。」
春川「夜分遅くに申し訳ございません。
藤堂家の執事の春川にございます。
本日は旦那様に日程の調整をするよう
仰せつかりましたのでお電話した次第です。
早速ですが、久利生様の
ご都合をお聞かせ願えますか?」
久利生「私はいつでも構いませんよ。
花恋さんのご都合の良い日で。」
春川「でしたら、来週の土曜日は
いかがでしょうか?」
久利生「分かりました。
空けておきます。」