アッファシナンテ

仕方がない。
春川は、私の執事である前に
藤堂家の執事なのだから。

春川「お嬢様が言ってくれた言葉。
自分が結婚しても私を執事として
雇いたいとお嬢様が仰ってくれた時
とても嬉しかったです。
そこまで、お嬢様が私の事を
考えて下さっていると知れただけで
私はこれからも生きていけます。
例えお嬢様のそばにいられなくなったとしても
私は幸せなのです。」

怖くて悲しくて...でも1番は寂しい。

私のそばにいなくても
幸せだなんて言わないで欲しい。

花恋「甘えないで!」

春川「...え?」
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