アッファシナンテ
花恋「あなたはいいわよ。
私の執事を辞めればあなたは
罪悪感から逃れられる。
私の事を傷付けた事を、いつか忘れる。
でも、そんなの許さない!
久利生ホールディングスの方との
お食事には行くわ。でも、
...明日までになんて決められないの。
私はもう少し考えたいの。
だから、そのお食事へ行って
それからお父様に久利生ホールディングスの
ご子息とは結婚出来ないと私が伝えるわ。」
春川がいなくなってしまえば私は...
花恋「だから、あなたは見届けて。
あなたは応援してくれているんでしょ?
だったら、私が崎本さんの気持ちを
受け入れお付き合いする姿を
あなたは見届けなさい。」
春川「....かしこまりました。」
きっと、春川は私の事を嫌いに
なっただろう。
ワガママで意地悪な私の事を
心底、軽蔑しただろう。