アッファシナンテ
花恋「ズルいよ!春川はズルい。
そうゆう事、平気な顔して
言っちゃうから、どんどん
私ばっかり好きになってズルいよ!」
聞き間違いかと思った。
花恋「春川が私の事を
好きになればいいのに...。」
独り言のように呟いた
お嬢様様の言葉。
今なら届くと思った。
ううん、届けなきゃならないと思った。
春川「好きですよ。お嬢様の事。」
花恋「私の好きと春川の
好きとは違うから。」
春川「いえ、同じです。
私はお嬢様の事が好きです。
‥9歳の頃からずっと。」
花恋「9歳?」