アッファシナンテ
ーコンコン
花恋「はい。」
遼「俺だけど。」
花恋「どうぞ。」
ーガチャ
花恋「何の用かしら?」
遼「でけぇ声でワーワー騒ぐから
様子...見に来たんだよ。」
花恋「あなたに心配されるような事は
何も無いわ。」
遼「何も無くないだろ?
話したい事あるんじゃない?」
花恋「言い過ぎてしまうの。
本当は違うって分かっているのに。
光は私のために頑張ってくれている。
お父様の期待に応えられるよう
毎日、一生懸命に働いている。
ちゃんと知ってる。分かってる。
でも...この距離感を埋める術が
私には分からないの。」