アッファシナンテ
遼「何なのこれ。」
春川「崎本様を悪く言うつもりは
ありません。しかし、気を悪く
されると思います。」
遼「だから何なの?」
春川「このお金でお嬢様とは
もう二度と会わないと
お約束頂けませんか?」
崎本様は呆れた笑みを浮かべると
私に札束を突き返す。
遼「言われなくても
もう会うつもりねぇから!
あんたの方こそ、あの女が
勝手な事しねぇように
見張った方がいいんじゃね?」
春川「ええ、そのつもりです。」
崎本様はその場にお札を
投げ捨てるとタクシーへと乗った。
私はそのお札を拾い屋敷へと戻った。