アッファシナンテ
花恋「あなたの言っている事が
私には分からないわ。」
春川「お嬢様。いい加減
人を疑う事を覚えて下さい!」
春川の声は清々しい朝には
似合わない大きな声だった。
花恋「あなたの方こそ変よ。
突然大きな声を出したりして。
私は、人を疑うくらいなら
騙された方がいいの!
私のやる事に口出ししないで!
あなたはただの執事なのよ!」
春川「お嬢様!!」
初めて春川に酷い言葉を向けてしまった。
だけどショックだった。
春川が人を疑えなんて
そんな悲しい事を言うなんて。