諦めるには値しない

でも、南校舎の裏庭にも屋上にも
珀斗の姿はなかった。

陶太「芹沢くん、練習始めるよ!」

昴「悪い。先に始めといてくれ。
すぐに行くからよ!」

珀斗の事は気になったけど
今はそれよりもバスケ部の
連中を何とかしなきゃならない。

藤野も加わり4人になった
バスケ部のヘナチョコ集団を
なんとかしなきゃならねぇ。

珀斗なら大丈夫だろうとそう思った。
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