諦めるには値しない
河東「俺がやってるんだぞ。
信用しろよ。」
珀斗「ああ、そうだな。」
変わらない佑樹に
正直少しホッとした。
俺の周りの奴らはどんどんと
変わっていってしまったから。
河東「今からバイト行くけど
珀斗も来るか?」
珀斗「じゃあ、行こうかな。」
佑樹に連れられてやってきたのは
小洒落たビルの7階にある
健康食品会社だった。
佐伯「おう、佑樹。
彼が電話で話してた子?」
珀斗「はじめまして。
日向 珀斗です。」