諦めるには値しない
佐伯「これはまた、佑樹同様の
イケメンだな。」
河東「珀斗とは中学からの
親友なんですよ。
信頼出来る奴なんで佐伯さんも
きっと気に入ると思います。」
佐伯「佑樹のお墨付きなら
心配なさそうだな。
早速、仕事の話をしようか。
このプライムビューティという
サプリメントのモニターを募集
していてね、君には出来るだけ
多くの女の子を連れてきてもらいたいんだ。」
珀斗「それだけですか?」
佐伯「ああ。うちは完全
出来高制だから、君の頑張り次第で
給料は割増していくよ。」
珀斗「分かりました。
早速明日にでも連れてきます。」
佐伯「はは。頼もしいな。
よろしく頼んだよ!」
ーウィーンチン
河東「お前には向いてる仕事だろ。
昔から珀斗は人たらしだからな。」
珀斗「人聞き悪い事言うなよ。」
河東「はは、悪い悪い。
じゃあ、また明日な!」
珀斗「おう!」
今の俺にとって信じられる奴は
佑樹しかいなかった。