諦めるには値しない
昴「てめぇら、それでも
本当にバスケ部なのかよ?」
陶太「僕たちは中学生の頃から
ずっとバスケを続けてきた。
一度、バスケから離れていた
芹沢くんとは訳が違うんだ。
文句を言われるような
シュートはしてないと思うよ!」
僕がそう言ったら芹沢くんは
鼻で笑った。
昴「下手くそが威張ってんじゃねぇよ。
中学の頃からずっと続けてきて
この程度なのかよ、お前らは。
ザッと計算して今のお前らの
シュート率は30パーセント程度だ。
最低でも80パーセントのレイアップ
シュートを決められなきゃ
全国大会には出場出来ねぇぞ。」