諦めるには値しない

~昴side~


練習を終え家へ帰る途中の
橋の中腹に、川を見つめながら
黄昏れる真山がいた。

昴「真山!」

真山「おう、今帰りか?」

昴「ああ。お前の方こそ
こんな所で何してんだよ。」

真山「またバスケ
やり始めたらしいな。」

昴「まあ、とりあえず。
期間限定でな。
このままじゃ進級出来ねぇから。」

真山「悪かったな、昴。」

昴「お前が頭下げる義理はねぇよ。」
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