諦めるには値しない

ものすごく嫌な予感がした。

俺は黙ってそのサプリメントを
持ち帰り家に帰って
事細かにインターネットで
成分を調べた。
嫌な予感は当たっていた。

最悪だった。
それはサプリメントに見せかけた
れっきとした薬物だった。

考えてもみれば当たり前だ。

女の子を連れていくだけで
1万なんてそんな上手い話が
ある訳がない。
< 127 / 582 >

この作品をシェア

pagetop