諦めるには値しない
ープルルルル
河東「珀斗、どうした?
つか、お前成績いいらしいじゃん。
佐伯さんもめちゃくちゃお前の事‥」
珀斗「ハメたのか?」
河東「え?」
珀斗「お前、これが薬物だって
知ってたよな?俺をハメたのか?
ちゃんと分かってんのかよ!?
犯罪の片棒担いでるんだぞ!」
河東「今時、普通だろ。
森ノ西中の番長が情けねぇな。
芹沢に感化されてヘタレに
なっちまったか?」
珀斗「そんなんじゃねぇよ。」
河東「大丈夫だよ、珀斗。
俺らは絶対に捕まんねぇから。
全部、獄龍会が処理してくれる。
何も気にせずお前は
女の子を連れていけばいいんだよ。」
また俺は人に裏切られた。
信頼していた昴にも佑樹にも
裏切られた俺はもう
どうしていいのか分からなくなった。