諦めるには値しない

珀斗「俺ら、今日からここ使うから。
どっか別の場所行ってくんない?」

不良は彼に頭を下げながら
一目散に逃げて行く。

彼らの事は知っている。
一応、僕と同じ2年F組の
クラスメイトだから。

陶太「芹沢くん、日向くん。
助けて頂いて
ありがとうございます!」

昴「てめぇ、何で俺の事知ってんだ?」

陶太「一応クラスメイトですから。」

昴「てめぇみたいな奴知らねぇな。」

陶太「そう‥ですよね。
本当すみませんでした!」

高杉「陶太、別の場所を探そう。」

陶太「う、うん。」
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