諦めるには値しない

~昴side~


家に帰ると部屋中に
カレーの匂いが充満していた。

冴子「昴、おかえり。」

昴「またカレーかよ。」

冴子「文句があるなら
食べなくていいわよ。」

昴「食うよ。」

母ちゃんはでけぇ皿に
目一杯カレーを盛ると
俺の目の前に置いた。
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