諦めるには値しない
バカみたいに喧嘩して
飽きもせず毎日一緒にいて
何でもない日常が素直に楽しかった。
何で俺たちはこうなっちまったんだろう。
昴がバスケさえ始めなければ
俺が入部さえ勧めなければ
バスケ部の連中と出会わなければ
あの日俺があの場所へ連れていかなければ
俺たちは今でも何にも変わらない日々を
過ごす事が出来たのに。
でも、もう後悔したって遅いんだ。
陶太「日向くん!」
珀斗「何だよ!」
陶太「何であんな事言ったの?
芹沢くんと日向くんは友達なのに。
何があったのかは知らないけど
芹沢くんが可哀想だよ。」