諦めるには値しない

珀斗「全部てめぇのせいだろうが!」

違う。豆もやしくんのせいじゃない。
誰のせいでもない。

俺と昴は別々の道を選んだだけだ。

そう思うのに、さっきの
昴の言葉が頭から離れなくて
歩いて歩いて歩き続けて俺は
獄龍会の事務所へとやってきた。

ーガチャ

佐伯「あれ?珀斗。
今日は仕事頼んでないだろ。」

珀斗「佐伯さん。
お願いします!!
抜けさせて下さい!」
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