諦めるには値しない
真山「ああ。そいつに昨日会って来た。
日向をハメたのは河東だ。
まるで話の通じない奴だったよ。
いいか?昴。世の中にはな
心の底まで腐ったクズもいるんだ。」
昴「ハメたってどうゆう事だよ?」
真山「河東は獄龍会の一員だ。
表向きは高校生気取ってるけど
風神高校もとうの昔に辞めてる。
今は、サプリメントという名の
薬物を売る会社の幹部だそうだ。」
昴「場所、分かるか?」
真山「大体検討はつく。」
俺が教室を出ようとすると
いつの間にか教室に戻ってきた
陶太が俺の腕を掴む。
陶太「待ってよ。芹沢くんが
行ったって何も変わらないでしょ?」
陶太の言う通りだ。
俺が行ったって何も変わらない。