諦めるには値しない
昴「庄司!!」
陶太「お願いだ!芹沢くん。」
昴「珀斗を見捨てろっつう
頼みは聞けねぇ。でも守ってやるよ。
俺なりのやり方でバスケ部の事も
珀斗の事も守ってやる!
だから、てめぇは黙って見てろ。」
芹沢くんは倉庫の中へ足を進めると
近くに転がっていたドラム缶を蹴飛ばした。
佐伯「お前、桃員の芹沢か?」
昴「だったら何だ?」
佐伯「一度やってみたかったんだよ。
お前と本気の勝負をな。」
昴「その割には随分と汚ねぇな。
高校生1人相手にこんなにも大勢の
お仲間引き連れてくるなんてよ。」