諦めるには値しない
~珀斗side~
目の前で倒れ込むボロボロの姿の昴。
珀斗「何で来たんだよ?」
昴「つまんねぇ事
聞いてんじゃねぇよ。」
人の事を言える状況ではない。
俺も庄司に支えられて立つのが
やっとなんだから。
庄司「珀斗さん!大丈夫っすか?」
昴に駆け寄る真山と豆もやしくん。
豆もやしくんは俺を
じっと見つめながら尋ねた。
陶太「どうしてあの人たちの
仲間になったんですか?
悪い人たちだって分かってましたよね?」