諦めるには値しない

庄司「昴にぃ、すいません。
俺、今からバイトなんすよ。」

昴「そうか、頑張れよ。」

真山「お前は1人でも
大丈夫そうだな。俺も帰るよ。」

昴「おう。真山、サンキューな。」

庄司くんは頭を少し下げて
真山くんは片手をヒラヒラと
振ってその場を後にした。

昴「てめぇは?」

陶太「僕も‥行くよ。」

日向くんの肩を支えながら
歩く芹沢くんの後に着いて行くと
一軒の家へと入って行った。
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