諦めるには値しない
一匹狼の本音
~珀斗side~
俺は本格的にバスケ部へと入部した。
何故か庄司までもがバスケ部に
入部し、俺たちはまた3人で
一緒にいる事を選んだ。
昴の提案で朝練を始めた俺たちは
珍しく朝早くから学校にいた。
朝練を終え部室に戻ると
中でトタと高杉が揉めていた。
高杉「最近の陶太は少し
勝手すぎるんじゃないか?」
陶太「え?」
高杉「また不良が増えてるし
陶太はこのままバスケ部を
廃部にしたいのか?
あんな不良達を受け入れて
僕たちが何て言われてるのか
知ってるのか?」
陶太「分かってるよ。
でも、芹沢くんたちが入部してから
僕たちは確実に上手くなってる。
日向くんだってシュート率は
抜群だし庄司くんも真面目に
練習に出て来てくれてる。
何も悪い事はないでしょ!」