諦めるには値しない

いつもそうだ。
やってない事もやった事も
話も聞かずにあいつらは
全部俺たちのせいにする。

今回は庄司のやった事だから仕方ない。
でも、やってもいない事で
疑われるのは胸糞わりぃ。

陶太「芹沢くん!日向くん!
大きな音がしましたけど
大丈夫ですか?」

豆もやしとそのツレは
割れた窓ガラスに気付いたのか
慌てた様子で走ってきた。
こいつらもどうせ俺たちを
疑うんだろう。

陶太「誰にやられたんですか?」

昴「はぁ?」
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