諦めるには値しない

郷田「元はと言えばお前たちが
疑われるような事をやってるからだ。
だから、お前たちみたいな奴は嫌いなんだ。
気に入らない事があればすぐに手を出す。
いいか?クズはな、どこまでいっても
クズのままだ。真山、芹沢、日向、庄司。
お前たちの事は俺もよく知ってるぞ。」

殴ってやりたかった。
でも、俺のその気持ちを
知ってか知らずか北山は俺の拳を
握りしめ手を引っ張った。

北山「芹沢くん、真山くん行こう。」

北山はもう一度、そいつに
向かって頭を下げ俺たちは
警察署の外へと出た。
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